【クライミング】を始めたい方必見!クライミングで必要なもの2選+慣れてきたら必要なもの4選

クライミング

オリンピック競技となったクライミング。

日本代表クライマーや世界のクライマーに魅了された方も多いはずです!

クライミング楽しそう! 難しくないのかな? 必要なものって何だろう?

そう思った方も多いはず!

今でこそメジャーになり、クライミング施設も増えていますが、私も普通の生活をしていたらクライミングは知りませんでした…。

そこでクライミング楽しそう!始めてみようかな?と思った方へ向けて「クライミングで必要なもの2選」を選びましたので一緒にクライミングライフを楽しみましょう!

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クライミングに必要なもの1つ目【クライミングシューズ】

クライミングシューズを履いて岩を登っている様子

クライミングでも野球やサッカー、その他スポーツにもある必需品があります。
必需品と言っても一式揃えるならとりあえず2つあればクライミングはできます!

まず1つ目ですが、【クライミングシューズ】です。

クライミングでは壁(岩)を登ります。
室内ではホールドと呼ばれるいろいろな形をした突起物(足で踏む場合はスタンスと言います)を足掛かりとして踏んで、外岩では岩の段差や小さい粒を踏んで登ります。

そのため普通のスニーカーやランニングシューズでは、接地面が大きすぎて細かい動作ができません。
クライミングシューズは壁(岩)を登るために特化したシューズになります。

紐やベルクロなど、また足裏は(滑りにくい)ゴムでできています。大きさも足の形とほとんど変わらないタイトフィットなシューズです。
つま先が内側に曲がっているもの、フラットなもの、つま先が土踏まずより下向きに下がっているものなど、一長一短の仕様となっています。

各メーカーからいろいろな種類のシューズが販売されており、履き始めは足がとても窮屈に感じられたり、普段圧迫されないところが圧迫されて長時間履いていると疲れるものですが、疲れにくい初心者用のシューズが売られていますので最初はそれでいいと思います。

足の形は個人差がありますので、クライミングを長く続けていくうちに自分の足型にあったもの、好きな特徴のシューズがわかってきます。

現在は少し値上がりしていて、12000円~28000円ほどで売られています。(モデルチェンジのセール時を狙うのもおススメ。)

私の場合はLa Sportiva(スポルティバ)というイタリアのメーカーのタランチュラという初心者用のシューズから履き始めました。
足型がフラットな作りになっているため、長時間履いても痛くなりにくく、快適でした。現在でもモデルチェンジはしていますが売られています。

クライミングに必要なもの2つ目【チョークバッグ、チョーク】

チョークバックに手を入れチョークをつけている様子

次に【チョークバッグ、チョーク】です。

野球の投手、体操選手なども滑り止めとして使用しているあのチョークです。

クライミングをする上でチョークバッグ、チョークは欠かせません

手のひらは手汗が出ており少し水分が付着しています。
手汗がついている状態でホールド(掴んだりするいろいろな形の突起)をつかむとその水分のせいで滑ってしまいうまく掴めません。

チョークの役割というと水分を吸収する性質をもっているため、チョークでホールドに引っ付く、わけではなく手汗を逃がしてくれて滑りにくくしてくれます。

チョークと言っても、これまたいろいろな種類が販売されていて、手汗がよく出る人用乾燥肌で手汗が少ない人用普通の人用などがあります。

クライミング中に滑って持ちにくいホールドもチョークを変えたら持てた!というように自分に合う、合わないがあります。

いろいろと種類があって困りますが、最初は安い物やクセが少なさそうなものを購入、試してみて自分に合ったものを探すのもおもしろいと思います。

私は「ブラックダイヤモンド」のチョークを初めに購入しました。個人の感想ですがクセがなく、安価で品質もしっかりとしているためおススメです。

チョークはほとんどの場合粉末タイプが多いです。(液体チョーク、固形チョーク、チョークが入ったボールタイプの物もあります。)

そのため持ち運びには専用の入れ物が必要になってきます。
そこで「チョークバッグ」が必要になります。

よくイメージするのが、クライマーが登っている最中に腰にぶら下げて時々チョークをつけているのが印象的ですが、あのような腰に付けられるタイプの小さ目なもの、両手がスッポリと収まり、簡単に両手をチョークアップすることができる、大き目のものなど種類があります。

個人の好みとなりますが、ロープを使ってリードクライミングをしたいなら腰に付けられる小さ目のものを。
またボルダリングメインで登りたいなら、両手が入るような大き目の物を選んでおけば間違いありません。
(※小さいチョークバッグだからボルダリングができないわけではないため、自分の好きなサイズがいいと思います。)

チョークバックも登山メーカーからいろいろな種類が販売されています。

私の場合は始めたころよくわからなかったので、ブラックダイヤモンドの小さ目のチョークバッグを最初に使用していました。

※ボルダリングを始めてしばらくすると「organic」というブランドのチョークバッグをよく目にすることがあります。
カラフルな模様で、同じ模様は2つとないものらしいです。同じ色使いでもパターンが違うなど。
自分の好みの色、模様、パターンがあれば思い切って買いましょう。
(私は迷っているうちに売り切れてしまい購入することができませんでした。)

クライミングジムに行ってみよう!

クライミングジム、三角形のホールド

クライミングジムなんて見たことないよー!

という方はよくいると思いますが、意外に近所や少し足を伸ばしてみると見つけることができます。

今ではおしゃれな建物も多いですが、昔から営業しているところは大きめの倉庫などを改築して営業しているところがあるため、道を少し入った倉庫街などにもあることがあります。

検索してみると見つけることができるため、自分がしてみたい種目(ボルダリング、リードクライミング)があるジムに行ってみましょう。

初心者がクライミングジムに行くおススメの時間帯ですが、私的には昼間がおススメです!

なぜかというと、クライミングジムは比較的夜遅くまで営業していることが多いのですが、休日以外ではお客さんが昼間のほうが少ない傾向が多いからです。

クライミング(特にボルダリング)は基本的に個人で行うスポーツになりますので、初めて行く場合は

カナダイ
カナダイ

・うまく登れるかな

・全然登れなかったら恥ずかしいな

などの気持ちがあると思います。私も最初はそうでした。

夜は仕事終わりにルーティーンで来ている方や、ベテランクライマーの方などが多く初めて行く場合は

カナダイ
カナダイ

・みんな上手だし、初心者の私がいたら邪魔にならないかな?

・あの壁登りたいけれ上手そうな人たちがいてなかなか入って行きずらいなー

と思う場面があると思います。

そういった点から、初心者の方や初めて間もない方は昼間がおススメになります。
最初から上手な人の登りを間近で見たい、物怖じせずどんどん入っていけるよ、という方は夜に訪れてみるのもいいかもしれません。

昼間慣れるまで登り、慣れてきたら夜に訪れると違った刺激があり、クライミングの面白さにもっともっと気づけると思います。
上手な人の登り方を見るのも上達するうえで大事な要素となります。

ちなみに、ベテランクライマーの方たちも最初はみんな初心者でしたので、初心者の方へ嫌な顔をしたりはしないと思いますので登りたいと思った壁は順番待ちをして登りましょう! 

※今では商業施設でもボルダリングを行うことができますが、掴みやすいホールドを並べただけの壁であったりすることが多いです。
体験するにはいいのですが本格的にクライミングしたい方は店舗を構えてスタッフの方が考えてホールドを設置、営業しているジムに行ったほうがいいと思います。
初心者用、中級者用、上級者用と段階的になっているところが多いため、目標を定める上でも。

クライミングに慣れてきたら必要なもの4選

クライミングジムに行き慣れてきたところで面白い!、これからも継続したい!と思った方には次の道具もおススメします。

1つ目 【ブラシ】

クライミング、3本のブラシ

1つ目は【ブラシ】です。

クライマーは必ずブラシをもっています。
何に使うのかというと、ホールドのチョーク落としのためです。

ホールドは触ってみたらわかりますが、ざらざらしています。
きれいなうちはフリクション(摩擦)もよく、しっかりと持つことができますが、設置から時間が経っていくと、チョークがざらざら部分の目につまり、フリクションが低下してきます。

フリクションが低下すると保持するのに余計な力が必要となったり、滑りやすくなったりします。

保持するホールドの感触が悪くなったり、いきなりすっぽ抜けてしまう確率が上がります。
ホールドをブラッシングすることで、これまで持てなかったホールドが持てるようになることもよくあります!

ほとんどのチョークバッグにブラシを携帯できる部分があると思いますので、1本持っておいて間違いないと思います。

ブラシの種類も大きい物から、小さい物、デザイン性があるものなど自分が使用しやすい物を選びましょう。

あと、外岩クライミングを始めたらマナーがあります。

インドアクライミングと違い、自然の岩にチョークがついてしまったら登った後にブラッシングをしてできる限りチョークを落として帰らなければなりません。 
そのために外岩クライミングを行う際にはブラシは必需品となります。

2つ目 【ボルダリングパッド】

山の中のボルダーに敷かれているボルダリングパッド

2つ目は【ボルダリングパッド】です。

インドアクライミングでは壁周囲には床一面にクッションが敷かれています。
登っている最中に床の状態を気にせずに思い切って登ることができます。(ですが降りる、落ちる時にはしっかりと確認しないとケガにつながります。)

外岩クライミングに行き始めると自然の中を登るため、岩の周囲は土や岩、また木の根っこなどで斜めになっていたりとインドアと全く違います。

そのため登る岩の下にボルダリングパッドを敷き、着地はパッド内にすることになります。

クライマーの先輩たちと行く場合は貸してもらうことができますが、本格的に外岩クライミングにハマってくればボルダリングパッドは必需品となります。

ボルダリングパッドも素材、大きさ、重量など様々なものがありますので自分の用途に合うものを購入しましょう。 
値段も決して安くはないためできれば店舗でサイズ感や、携帯性(背負い心地など)を確認して購入することをお勧めします。

3つ目 【トポ】

山の中で開いている本

3つ目は【トポ】です。

外岩クライミングに行くと、登りたい岩があってもスタートや終了点など自然の岩には書いてありません。そこで確認のために必要になるのが【トポ】です。

初登者の方やまとめている方が写真や図を用いて本にしたものになります。

有名なスポットなどは大きなクライミングジムなどで販売していることがありますが、ローカルなスポットなどは、その地域のクライミングジムにあることもあります。

最近ではYouTubeやネットでも確認することもできますが、スタートの詳細や限定課題などが確認しずらいため実際にトポを確認したほうが分かりやすいです。

またネットに上がっている有名な課題もいいのですが、トポに載っているマイナーな課題も登ってみると面白い課題だったり、自分好みの挑戦し甲斐がある課題だったりと新しい発見があります。

トポを持って岩探しも楽しいので、ぜひ外岩行く際にはバッグに入れてもらいたいです。

4つ目 【テーピング】

4つ目は【テーピング】です。

ジムバッグにぜひ1つは入れておいたほうがいいのがテーピングになります。

クライミングは指や手首に負担がかかるスポーツになります。

指や手首に違和感がある場合、本当は休んだほうがいいのですがどうしても登りたいとき、外岩クライミングで遠出をしたときに痛めた場合などはテーピングをして指や手首への負担を軽減することができます。

ですが、テーピングは一時的な処置になりますので違和感、痛みが続くようなら無理はせず指、手首を休めてあげるほうがいいと思います。

もう一つは手の皮が剥けてしまったときに、ホールドや岩を汚さないためにもテーピングをすることもありますのでクライミングに行く場合は1つ持っておきたいところです。

最後に

クライミングで必要なもの2選+慣れてきたら必要なもの4選を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

サッカーや野球などと違い普段間近で見ることがあまりないため、最初は勇気がいると思います。
ですが必要なものも比較的少なく、揃えてしまえばしばらくは使用できるため始めやすいスポーツです。

また、ほとんどのジムではレンタルシューズ、レンタルチョークを貸出してくれますので本格的に始めたいと思ってから揃えるのもいいです。

登れた時の達成感は他のスポーツにはないものですので、一緒にクライミングライフを楽しみましょう!

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カナダイ

職業:看護師として15年間働いています。病院内ではもう中堅です。
趣味:クライミングは10年以上継続しています。普段はインドアクライミングをしていますが、秋~春にかけてのシーズンは外岩メインで登っています。
30歳半ばから断捨離を開始して、物は減ってきていますが、まだまだ試行錯誤中です。
このブログでは看護師やクライミングの経験から得た情報、断捨離を開始して良かったこと、30代男性の日々の事などを書いています。

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